外側上顆炎とは?

30代~50代に好発すると言われており、肘の外側や前腕の筋肉部分に痛みや腫脹を伴う疾患です。性差は無くテニスやバドミントン、ゴルフなどを行う方の発生頻度が高いです。その為テニス肘と呼ばれたりします。

  • 重たい荷物をよく持つ
  • テニスやバドミントンなどのラケット競技を行っている
  • 姿勢が悪く腕に負担が来やすい
  • 物を握ったり捻ったりすることが多い
  • 育児や子育てで抱っこをすることが多い

このような方は肘に負担がかかりやすい為痛みや重だるさを感じることが多く、外側上顆炎になる可能性も高いです。

糖尿病患者では発症率が3.37倍高かったという研究もあり、慢性的に高血糖状態にあると外側上顆炎になりやすい可能性があるので、普段の食事や飲酒、喫煙、運動習慣なども関連してくるかもしれません。

どのような病態?

肘周囲に筋肉や腱に負担がかかることで炎症などが起こり、痛みにつながることが多いです。その中でも外側上顆炎で障害を起こしやすい筋肉が短橈側手根伸筋(ECRB)という筋肉です。

肘の筋肉の画像

この短橈側手根伸筋の腱が付着する部分で炎症を起こすことが多く、慢性化することもあり痛みが長引くケースもございます。

  • Thomsenテスト

軽くこぶしを握った状態、肘は伸ばした状態で手首を反るような動きに対して上から抵抗をかけていきます。患者さんは肘を伸ばしたまま抵抗に耐えてもらいます。

  • Chairテスト

手のひらが下を向いた状態で肘を伸ばして椅子を持ってもらいます。

  • 中指伸展テスト

手のひらが下を向いた状態で肘を伸ばして手をパーにします。その状態から中指を下に押していくのに抵抗してもらいます。

この3つが外側上顆炎を調べるときに行っていくテスト法になります。この3つで痛みが誘発されれば外側上顆炎になっている可能性が高いです。難治例では筋肉や腱の付着部の炎症ではなく、関節内に問題がある場合もございますので、痛みが続いて一向に改善する気配がない場合は医療機関を受診することをおすすめいたいします

治療法は?

炎症が強い時期はアイシング安静にすることが大事になってきます。スポーツをしていて痛みが出てきた場合はそのスポーツを中断することが望ましいです。短期的な効果であれば病院などで注射を打ってもらうのがガイドラインの推奨度は高いです。

ただ、慢性化してくると効果が薄いようなデータもあるみたいなので一概に注射で治るとは言いにくいですね。

特に仕事や家事、育児で痛みが出ている方は安静にするわけにもいかないし、休めないしというのが正直なところかと思います。

境川ゆうき整骨院でできることは?

痛みが出ているのは肘や前腕の筋肉ですが、原因がすべてそこにあるとは限りません。もちろん使いすぎが問題になることは多いです。使いすぎ以外にも使い方の問題もありますので身体の構造を考えたうえでいろいろなチェックをしていきます。

肘に対して治療を行うのはもちろん、肘以外の筋肉や神経などにもアプローチしていきます。症状と原因を判断し、最短での改善を目指します。

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